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[雑記帳]まとめサイトと原始人

Google先生を使っていて、こんなことはありませんか?

○○について検索したら、検索結果の上位サイトがどれも内容が変わらず、言い回しや紹介の仕方が違うだけ。しかも、知りたい情報がどれにも書いていない。触れて欲しい部分、知りたい部分がものの見事に書かれていないんです。

こういう経験が増えてきて、最近Google先生がバカになったなあと改めて思います。最近といっても結構前からなんですが、どんどん酷くなっていっていると感じました。

■キュレーションメディアの問題点

これはいわゆるキュレーションメディアが量産されまくった結果でしょう。私もライターとしていくつかの会社の記事に携わったことがありますが、いずれこうなるだろうなとは思っていました。

キュレーションとは、複数のサイトを参考にして1つの記事を作り上げることを指します。有名どころで言えば、まとめサイトで有名な「Naverまとめ」とか、WELQ騒動で有名なDeNAですかね。個人でやってるところも含めれば、現在のWEBサイトの大部分を占めるといっても過言はないでしょう。

別に個人でやってる分にはいいんです。その人のセンスや趣味嗜好でまとめ方や扱う情報、見せ方などが変わってくるので「この人のはわかりやすい!」「この人のはわかりにくい!」といったメディア自身の評価に差が出るからです。

問題は企業単位でやっているケースです。クラウドソーシングサイトで大量に記事を集めて、圧倒的な記事数で検索結果上位を占有するわけです。

これの一番の問題は、ライターそのものがその情報に詳しくないこと、です。要するにド素人が様々なサイトの記事からパクって、つなぎ合わせて1つの記事にしているだけなのです。

どの辺が具体的な問題か例をあげましょう。

たとえば医療サイト。病気や怪我の簡易的な治療方法は、困ったときに助かります。むしろ、昨今の「困ったときは検索」という風潮は、この辺から始まったかもしれませんね。

ですが、上のようにド素人が、大した医学的知識もないどころか、ほとんど右から左に考えもせずに記事にします。当然、医学的に誤った内容の記事でも気がつきませんし、その責任をとる気もありません。

そもそもクラウドソーシングサイトのライターは、いまとなっては二束三文以下の賃金で記事を書いている人がほとんどです。1つの記事の根拠に執着していると、時間効率が圧倒的に悪くなってしまうんですよ。そのため、いわゆるソース元の確保までが仕事で、その先の事実確認は行ないません。

こういった記事が企業単位でごっそりアップされているわけです。これはもう、検索サイトを自ら使いにくくしているのと同じ意味です。

Google側も検索アルゴリズムのアップデートなどを繰り返して、なんとか対処しようとしているみたいですが、「人の手による直接的なコピー」まではどうしようもないのではないかと思います。

というのも、WELQ騒動を皮切りに、企業サイドはやり方を変えてきているわけです。具体的には「コピー先のURL」を指定してきて、「リライト度合いのチェック」をしやすくしているわけです。

たとえば、1つの記事を起承転結の4つで区切るとします。それで、起はAというサイトを、承はBというサイトを、転はCというサイトを、結はオリジナルで締めくくってください。

といった指示が飛んでくるわけです。

さらに「リライト感をなくしてください」という指示が追って飛んできたり、ガイドラインに記載されていたりするわけです。「リライトそのもの」なのに「リライト感をなくす」というのは、もはや意味がわかりません。

リライト感を無くしたいのであれば、構成毎にURLを指示しなければいいわけですよね。ただ、それができない理由があるんです。

こういったキュレーションメディアを生業としている企業は、クラウドソーシングサイトから安価でライターを集めてきて、大量に記事を作成しているわけです。1時間で2000字の記事が書ける人でも、時給に換算すると300円程度とかそんなレベルです。

当然、そんな安価で引き受けるライターですから質もしれています。参加ライター側も「適当な小遣い稼ぎ」程度に考えているのだと思います。

そんなライターを抱えるとなると、どんな人でも一定の基準値をクリアできる記事を書けるガイドラインが必要になってくるわけです。

たしかに、コピー先のURLを指定しておけば、あとで校閲をする人もやりやすい上に、見当違いな記事を書いてきたり、まったく根拠のない記事を書いてきたりすることもなくなるという寸法です。

こういった記事を、「オリジナルです」といって大量に吐き出している企業がたくさんいます。結果的に、似たような記事をアップしているサイトが検索上位に並ぶようになるという仕組みです。

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