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WANDS

唐突な思いつきで始まった企画「懐メロタイムマシン」です。J-POPが低迷してきている今だからこそ、古きを知る意味で掘り下げていこうという企画です。

そもそも今活躍されているアーティストたちが影響を受けた人たちでもあるので、悪いわけがないんですよ。その辺をじっくりふまえて見ていきましょう。

今回は知る人ぞ知る、WANDSを紹介したいと思います。

■WANDSってだれよ?

恒例となった略歴のために、ウィキ兄に詳しく聞きにいくラヴァペちゃんでした。

WANDSは1991年にビーイングからデビュー(ビーイング好きだなあ)し、1st、2ndシングルこそパッとしなかったのですが、3rdシングルで大ブレイク。以降はトップアーティストとして走りつづけたバンドです。

2000年に残念ながら解散(公式サイト上では解体)を表明しました。詳しくは後述しますが、WANDSとしての再結成や再活動は絶望的でしょう。

WANDSといえば、耳に残りやすいギターサウンドと、伸びの良い高音の歌声が魅力的なイメージです。

良い意味で大衆受けしやすい楽曲と、「愛」とか「永遠」とか「口づけ」とか「抱きしめて」とかいう、この当時に多くあったタイプの歌詞なので幅広い層から支持されていたようです。

ディスってないですよ。ただ、この時代の曲にはホントにこんな歌詞が多いなあと改めて思ったのです。

■色々と話題性があるバンドでした

実は彼ら、活動していた9年間の間に2度のメンバーチェンジがあったのです。それぞれ1期、2期、3期と区別されているので、その辺りをご紹介します。

1期と呼ばれるメンバーはWANDSの中心人物となったふたり、ボーカルの上杉昇さんとギターの柴崎浩さん、そしてキーボードの大島康祐さんの3人組で構成されていました。

1992年に大島さんが脱退し、木村真也さんが同じキーボードとして加入します。これが2期WANDSになるわけです。

売れ始めたのは1期の3rdシングル「もっと強く抱きしめたなら」からですが、WANDSといえば、この2期が中心になることは間違いないでしょう。

そして「時の扉」「愛を語るより口づけをかわそう」「恋せよ乙女」とヒット曲を飛ばし続けるわけです。しかし、順調に見えたWANDSには、内部側で翳りがあったようです。

1997年に、音楽プロデューサー長戸大幸氏が求める、WANDSのスタイルや音楽性の違いから上杉さんと柴崎さんが脱退。ボーカルとギターの同時脱退は事実上、解散に等しい状態です。

上杉さんたちは、オルタナティブロックがやりたかったらしく、その片鱗は10thシングル「Same Side」に現れていたのです。

この曲は当時の売れセンからは外れていて、あまり売れませんでした。そのことでプロデューサーから何か言われたのかもしれませんね。

ちなみにオルタナティブロックとは、簡単にいうと「売れ筋を狙った大衆的な音楽ではないもの」という意味合いのようですね。定義の話になるとややこしくなり、主張や価値観で捉え方も変わってきますので割愛します。

ただ私は、上杉さんたちが「型にとらわれず自由にやらせろ」と言っているように捉えました。そもそも、上からの指示で右や左へと行かされることに適正があるなら、アーティストというリスクのある道は選ばず、サラリーマンをやっていた気がします。

実際に「Same Side」は、当時こそ理解されなかったようですが、その後ファンの間で再評価される流れになっています。昔よりも聞き手が、幅広い音楽を望むようになってきたという気もしますね。

ちなみに上杉さんは現在「猫騙」というバンドを、柴崎さんは「abingdon boys school」というバンドでそれぞれ活躍されています。

Youtubeでもあると思うので、一度見てみてください。「これがオルタナティブなんとかかあ」と、色んな意味で度肝を抜かれると思います。

あ、その際は事前にちゃんとWANDSがどういった人たちなのかを見てから、ビフォーアフターを見てくださいね。きっと、オドロキも2倍です。

「本当はこういうのがやりたかったのに、上から抑えつけられるようにやりたくないことをやらされる」気持ちというのは、どれほどのものだったのでしょうか。ただ、それでも売れさせる長門プロデューサーは敏腕だと思いますけど。

そしてWANDSが解散のピンチを迎えた翌年、いったいどこで見つけたのか、上杉さんに声がそっくりなボーカル和久二郎さんと、ギター杉本一生さんをメンバーに加入(?)させます。

2期から引き続き、キーボードの木村さんが参加して3期の始動となったわけです。ちなみにこの和久さん、元ジャニーズJrらしいです。私は知りませんでした。

よく聞き比べれば違うのですが、パッと聞いただけじゃ違いはわからないと思います。彼が2期の楽曲を歌ってもあまり違和感はないでしょう。

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コメント

  1. Bablofil より:

    Thanks, great article.

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