[コラム]「片思い」はエネルギーの塊だ

■両思い その2

さて、両思いにはもうひとつのパターンがあります。どちらかというと片思いに分類されるのですが、双方向に片思いが発生している場合は、言葉の意味合い上は両思いに分類されるでしょう。

エネルギー発生が激しい片思いにもかかわらず、双方が思いやっているために大きなトラブルなどもなく、破局となることもありません。この状態のとき、ふたりの間は楽しさで満ちあふれているかもしれません。

当人同士は不安でたまりませんが、第三者からみたとき、もっとも憧れる状態であり、心がふるえる状態でもあります。このことから、よくフィクションなどで使用されるパターンでもありますね。

実際にもお互いに気がついていない両思いはあると思いますが、「気づいていないことが条件」のために、「両思い その2」の状態として表にあらわれることはありません。

もし気づいてしまった段階で、それは「その1」に移行してしまいます。

それ以外にも、気づいているけど結ばれないというパターンもあります。現代だと相手の家柄が厳しい人との恋愛などが該当し、周囲に認められないパターンです。

フィクションなどでは、敵国の姫と恋愛関係に陥る騎士といったケースもこれに該当します。結局当人たちの想いは満たせていない(モノにできていない)ため、発生するエネルギーは片思いと同等以上の可能性もあります。

激しい熱情により、とてもドラマチックな展開となりがちなので、このケースを題材とした創作物はたくさんあるのではないでしょうか。

■恋心とエネルギー

さんざん言いましたが、恋心や愛情を秘めていると、人は底知れぬエネルギーが湧き出てくるものです。

恋愛感情を抱いている間というのは、ドーパミンやアドレナリン、セロトニンなどの神経物質が多く分泌されているそうです。なんとなく思い当たる気がしますよね。

さらに、これらの物質が欠如すると、「抑うつ状態」となってしまうことが一般的に知られています。つまり、これらが多く分泌されている「恋愛」という興奮状態は、うつとは真逆の状態と考えられます。

抑うつ状態は、意欲が削がれてしまう状態です。悪化すると喜びを感じることができなくなり、悪い方向へ思考が傾いてしまいます。

抑うつ状態は誰でも患う可能性があります。大切な人やペットの死、人間関係や金銭関係のトラブル、過度な責任などのストレスが引き金となり、抑うつ状態へと移行する危険性があるのはご存じの方もいらっしゃるでしょう。

これらのストレスは日常的に至るところで存在します。このように、誰でも抑うつ状態になってしまうリスクを抱えているということが、よくわかると思います。

もし、世界中の人が抑うつ状態となってしまったら世界はどうなってしまうのでしょうか。考えただけで恐ろしいですよね。

これまでも抑うつを抱えた人は何人も出てきたでしょう。しかし、恋愛状態を挟むことで、世界は衰退することなく、前に向かって歩き続けてこれたのかもしれません。

恋愛状態は生き生きとし、底知れぬエネルギーに満ちあふれ、意欲が高まる状態でもあります。人間がここまで進化してこれたのは、恋愛感情が大きな要素となっている、というのも頷けるのではないでしょうか。

もし恋愛感情がなかったとしたら、人類はここまで進化してこれなかったかもしれません。

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