ジャルジャル好きなんですけどねえ。
M-1で優勝できなかったり、爆売れしなかったりと、イマイチ燻っているのが気になる芸人さんです。
いや、既に売れてるのかもしれませんが、私の中では、ネタの中に現れているクオリティと練習量から推測できる、重ねているであろう努力と比べると、報われてないようにも思います。
■ジャルジャルのスゴイところ
何よりも「ジャルジャルらしさ」を既に持っていて、それだけで戦っているところじゃないかと思います。純粋な漫才でもなければコントでもない。なんだかバカバカしいことを、本気の熱量でやってる姿が「ジャルジャル」というカテゴリーなのかもしれません。
■ジャルジャルのダメなところ
純粋なコントでもなく漫才でもないところが、アンチを中心とした人たちに叩かれる隙を残してしまっている気がしないでもありません。
何よりも福徳くんのご実家が芦屋にあることとか、家が広いところとか、部屋が地下にあることとか、サウナがあることなど、いわゆるボンボンだと知られているところも、アンチがつきやすい理由なのかもしれません。
お金持ちの余興みたいな感じにとられてるのかな。そんな風に思われてるところもあります。
■ジャルジャルの涙
ダメなところで挙げましたが、「いやいや、違うねん。そうじゃないねん」と思える証左があります。あると私が思っているだけかもしれませんが。
M-1で最終決戦を逃したとき、福徳くんは目を真っ赤にさせて涙ぐんでいたんですよね。いつもセットされてる髪も振り乱して、本当に悔しそうにしていました。月に百本近く新ネタを書いているという話は伊達じゃないなあ、と私は感じます。
■ジャルジャルのこれから
M-1優勝はできなくても、キングオブコントも優勝できなくても、ジャルジャルの良さは「ジャルジャルらしさ」を貫いているところです。それはエンターテイナー及びクリエイターとしては、最大の武器だと思います。もちろん本人たちは名実共に売れたいと思っているのでしょうけど、十分にベテラン上位の実力と風格も持っているので、もしかしたらそれは、贅沢な悩みなのかもしれませんね。
言えば、既に「好きな人たちに熱烈に支持されている」のに「万人にウケたい」と言っているようなもの。それと福徳くんの事情や、めちゃイケでの出来事が関係して、アンチに繋がっているのかもしれません。