子供をニートにしない方法

■子供をニートにしない方法

職場の同僚と育児について話していて、すこし思うことがあったので記事にします。本サイトの元々のコンセプトにはなかったのですが、広義的に「Lover’s pedia」とすれば、まあいけるかな? というところです。

私自身が子育てのプロとかではありませんが、そもそもプロなんているのかという気もします。誰もが思い悩む、子育てというテーマについて分析していきたいと思います。

職場トークや流れで記事テーマが長期化するかもしれませんが、末永くお付き合いいただければと思います。ちなみに同僚のママサンは3人の子供を育てている強者です。そんな方でも悩むことがあるそうで、本稿にはその方の主観なども混じえているのでご了承くださいませ。

■ニートとは

2002年以降、ニートという言葉が使われ始めました。

Wikipediaにはこう記載されています。

ニートとは15歳~34歳までの就学、就労、職業訓練を行なっていない者を指します。また、2004年以降その数は、ほぼ横ばいの状態となっています。ということは、大枠で考えると減ってないけど増えてもいないということになります。

と思いましたが実際には違うようで、34歳以降はニートに該当せず、無職という扱いとなったり、20~59歳の未婚無業者をSNEP(スネップ)と呼ぶようになるそうです。つまり、卒ニートした人数と、ほぼ同じ数が入ニートしていると捉えることができます。

■原因と対策

ニートは大別すると以下の2種類に分けられます。いずれの場合も、「引きこもり」や「不登校」が前兆としてあることが多く、性格によるところが大きいことがわかります。

●社会から押し出されたニート

就業経験はあるものの、何らかの原因で離職してしまい、そのまま就業意欲を失った場合はこちらに該当します。理由は様々で、全体の30%が病気や怪我によるもの。次点で条件が合う職場がないといったことが主な理由のようです。こちらのケースは社会適応ができなかった場合が多く、性格に原因があることも多くあるようです。

●社会に足を踏み入れることを拒んだニート

そもそも働いた経験がないといったケースはこちらに該当します。若い世代に多く、社会のしがらみや人間関係に嫌悪感を抱いている人も多いようです。こちらには元々天才的な才覚を持つ人もいるようで、Youtuberを始めとしたネット事業で多くの収入を得るようになったケースもいるようですね。もちろん、一握りの成功者のみですが。

●考えられる対策

ニートはよく「甘え」と評されることがあります。しかし、実際のニートとなっている人は一部の人を除いて、ほとんどが「人生」や「将来」に恐怖を覚えているようです。

たしかに「逃げ回った」結果がニートになったという考え方もできます。では逆に、ニートではない人たちがいう「逃げない選択」は、本当にその人自身が選んだ道なのでしょうか。

・本当の自分

あらゆる嫌なこと、しんどいことから逃げ回った結果ニートになってしまった場合、私にはその人がその道を「選ばされた」ようにしか思えません。もし、「おぎゃあ」と生まれた瞬間逃げることを選んだのであれば、間違いなくその人自身の選択によるものでしょう。

しかし、その後に生きてきて様々なことを経験し、いろんな影響を受けて育っていきます。親や友達、近所の人やメディアなど、影響は多岐に渡るでしょう。

「ニートにならなくて済んだあなた」は、決して「あなた自身が優れているからニートにならなかった」わけではありません。周囲の人や環境に、それだけのものをもらったのだということを理解しましょう。そして一歩間違えば、いつでもニートや無職になってしまう可能性があることを忘れないようにすることが大事です。

・受け入れる環境

つまり、子供を「ニートにならないようにする」には、それなりの対策が必要になってくることがわかります。多くの場合は、性格が内向的であったり、気を遣いすぎていたり、引っ込み思案であったり、過度のコミュニケーション力の欠如であったりします。

あなたが勤めている会社に、「他の人とはちょっと違う感じの人」が入社してきたことはありませんか? その方はいまも同じ会社に勤めているでしょうか?

もし勤めているのであれば、それはその人自身の努力ではなく、周囲の受け入れ体制などが優れていた結果だとは思えないでしょうか。環境がその人を弾いてしまえば、あっさり仕事を辞めていたのではないでしょうか。

・具体的な対策

これらのことから、有効な対策の1つに、受け入れる側の体制が重要になってくることがわかります。1つの受け入れ先が家や親でしょう。

ここがしっかりしていると、ニートにならなくて済む確率が5割程度まで抑えることができると思います。(詳しくは後述)そして、具体的な方法として挙げられるのは、やはり教育方針だと言えるでしょう。

■教育方針

せっかく授かった大切な子供ですから、悔いが残らないようにしたいものです。100点満点の子育ては難しく、すくなくとも育てた側が採点することはできません。

数年後、成人した子供に「親として100点だった」と言われることを目指して、日々を大切に生きましょう。子供の「その年齢」の「その1日」はその日限りしかありません。そして、その積み重ねで育っていくのです。

・甘やかすのはダメ?

よく言われることであり、関係は大きそうですね。たしかに、何でもかんでも買い与えて、何不自由なく接してた子供が、まともになるかどうかと言うと自信がありませんよね。

もし、それでも立派に育ったのであれば、それは友人関係や教師などの人間関係に、よほど恵まれていたのだと感謝するべきです。しかし、度を過ぎた厳しさはストレスしか与えません。

特に、いまの世の中はインターネットで繋がり、得られる情報が飽和気味です。子供の脳では処理できない量の情報が生活に入り込んでいますので、余計なストレスは致命的な結果を招きかねません。

・親としてブレてはいけないこと

「常に子供の視点に立って言動」するようにしましょう。自分だったら親にこんなことを言われたい、されたいと思うことは大切です。

しかし、「自分が子供だったらこうできる」といった無理強いは、よくない結果を招くかもしれません。そして一度決めた柱は、ブレないように意識しましょう。その場その場で言い訳や考え方が違うと、子供は親を見下し始めます。

・金銭管理の方法

ご両親が子供の頃と比べて、娯楽の幅が広がっています。総じて子供の中でも様々な物が入り用になったりするでしょう。結果的によくない仕事に手を出してしまうケースも十分に考えられます。

しかし無闇にお金を持たすのはどうかということも理解できます。ココは1つ、お小遣い制を廃止してみるのも手でしょう。その代わり、家の手伝いをすることで給料をあげたり、成績やテストの点数でボーナスをあげたりしてみてはどうでしょうか。

「やたらにお金を請求するようになってほしくない」と考える人もいるかもしれません。しかし、「働かざる者食うべからず」を早い内から教えるのも、1つの手だとは思えないでしょうか。何もせずお小遣いを得ている周囲の友達より、多少苦労させることになります。しかし、その分多くのお金がもらえるなら、子供はそこから何かしら学ぶと思いますよ。

・給料制

子供は貴重な青春時代を削ってお手伝いをしたり、勉強をしているわけですから、その対価として支払うのは悪いことではありません。しかし、小学校低学年に何万円も渡すようなことは避けるべきです。

具体例としては、18時~22時まで月曜~金曜でお手伝いをみっちりやって、同級生の月のお小遣いの、平均額よりも1.5倍~2倍ぐらいが目安ではないでしょうか。もう少し自由になる時間を与えても良いとは思いますが、そこは各々の家庭でのご両親の裁量次第でしょう。自分で汗水を垂らして稼いだお金なので、自然に使い方も考えるようになると思います。

最初は口を出さず、どう使うかを見ているのも大事です。もし周囲におごったりして散財しているようであれば、お小遣い帳をつけさせて提出させるなどの対処は必要になってくるでしょう。お金の大切さや管理方法を、早めから身につけさせることは有効だと思いますよ。

■親ができることとできないこと

前述しましたが、親が子育てで関われるのはあくまで5割程度です。残りの5割は友人を始めとした人間関係や、メディアなどの影響によると考えられます。特にクラスメイトや友人は大きな影響を与える存在です。

それこそ不良グループと仲良くなると十中八九は不良になるでしょうし、オタクグループと仲良くするとこれまたオタク寄りになってしまいます。この辺りは親が関与できることではありません。

いくら親が「あの子とは仲良くするな」と言っても、子供からすれば「友達を悪く言うな」と感じるでしょう。そして、ニートとなる前兆である「不登校」も、友達による影響が大きいと言えるのです。

・子供のピンチに親ができること

万が一子供が不登校となってしまった場合、無理に学校を通わせるマネはいけません。なにかしら「通いたくなくなる理由」が存在するはずです。相手を感情的にさせず、なるべく穏やかな気持ちで聞いてあげてください。

特に子供と対話するとき、「まだ子供だから」という考えは良い影響を与えません。「ひとりの人間として」キチンと対応するようにしましょう。子供を観察している限り、何かを決断するときはさすがに「まだ子供」ですが、何かを感じることは「普通の大人」かそれよりも敏感に捉えているのではないかと思います。

必要であれば転校を視野に入れる必要もあるかもしれません。そのときの決断や対策がスピーディーであればあるほど、子供は親を信頼し、尊敬するようになるでしょう。大して考えもしない内に、一蹴してはいけません。問題は早期に発見し、早期に対処するように心がけることが大切です。

・共働きと子育て

経済的な面から共働きとなっている家庭も多いでしょう。しかし、特に小学校の頃から中学ぐらいまでは、なるべく帰宅時に「子供を迎え入れる家」であって欲しいものです。

その期間は、片方の親がフルタイムではなくパートタイムで働くようにするなどして、子供を中心に考えてあげてください。

「帰ってきても誰もいない家」が問題なのではありません。「帰ってきて誰もいないことが普通になる」のが問題なのです。ひとりに慣れると、ひとりでいることが心地よくなる工夫をするようになります。その結果、気がついたときに引きこもりになっていたとあっては、悔やんでも悔やみきれません。

・団らんの時間

近年、家族揃って食事をとる家庭が減ってきているようです。しかし、せめて子供が高校生になるぐらいまでは、可能な限り家族揃って食事をとる家庭であるようにしたいものです。

子供が自室でひとり食事をとるようになってしまえば、それこそ「引きこもり」の前兆となってしまいかねません。そういった家庭では、家族内の会話もすくなくなりがちです。

どうしても家族揃って食事をするのが難しい場合、「家族内で会話するのが普通」というぐらい、自然に会話ができる家庭にするように気をつけましょう。「会話しないのが普通」になるようにしてはいけませんよ。

■ニートにならないために

これらから、まずは「引きこもり」や「不登校」にならないように気を配る必要があることがわかります。とはいっても親が子供の性格に与える影響は5割程度。それでもせめてその5割はしっかりしてあげたいところです。

全体的にニートに理解を示すような文章となってしまいましたが、本稿の目的はあくまで「子供をニートにしない方法」です。また、医学的や精神学的な根拠に基づいた分析ではなく、筆者の経験による分析です。

右から左にトレースするように実行するのではなく、隣の奥さんの噂話程度に念頭において、実際の子育てに活かすようにしてください。大切なことは「早期発見・早期対策」と「会話をかかさず小さな変化も見逃さない」です。

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