今回はAmazonいじり企画の第2弾です。Amazonが展開しているサービスの中でも中心的なPrime MusicとKindleを扱ってみます。
■Prime Music
プライム登録すると利用できるようになる、クラウド型音楽ライブラリです。最初はオマケぐらいにしか思ってなくて使ったことはなかったのですが、最近はコレなしでは生活できないぐらいになってきました。良い点と悪い点を詳しく挙げていきます。
●最新曲が網羅されているわけではない
いち早く新しい曲が聴けるようになるなら、他の音楽産業が潰れてしまいます。ただ懐メロやそこまでメジャーでない曲は手広くカバーされています。
ここがポイントです。「購入するほどじゃない曲」が自由に聴けるのです。
「聴きたいんだけど、お金を出してまでは~」という感じの曲やアルバムってありますよね。そういうのは大抵カバーされてします。希望するアルバムがなくても似たような何かはあったりします。
私がよく使っているのが「リラクゼーションミュージック」です。集中力を高めるとか、ストレスを解消するとか、そういう感じのやつです。エステとかで、よくかかっているやつですね。
これが作業中のBGMに最適で、予想以上に集中力があがるんですよね。探せばYoutubeでもありますが、探しにくかったり自動再生で別ジャンルが掛かったりしてすこし使いにくいところがあります。
結局、集中力が削がれてしまうと意味がありません。品数も豊富で探しやすいので、プライム登録している人はPrime Musicを使ってみてくださいね!
特にお気に入りは「ホワイトノイズの試験研究」というアルバムです。名前からして怪しそうですが、中身も相当に怪しいです。「雨音」とか「風の音」、深夜テレビのザーという砂嵐の音、雷雨などなど。
相当に病んでるんでしょう。でも、これを聞いていると妙に集中できます。プライム契約してる人は探してみてください。ただトラックナンバー19と20はオススメできません。理由は曲情報を見てもらえればわかると思います!
●アプリがちょっと使いにくい
モバイルアプリはそうでもないんですが、PC用のアプリはちょっと性能がよくないです。
クラウド特有のものなのか、設定が悪いのか、私の環境が悪いのか。以前はよくフリーズして再インストールを繰り返したりしていました。最近はなくなってきましたけどね。
リスト表示が見にくかったり、検索の仕方やフェイバリット機能の使いにくさ、履歴の使いにくさ、プレイリストの編集機能、アルバムの管理機能あたりがちょっと質がよくないかな。利用者がそんなに多くないせいかもしれませんが、これからの改善に期待したいところです
●洋楽やクラシック
こういうのって、好きなアーティスト以外はお金を出しにくいですよね。そのアルバムが「自分が気に入るかどうか」という点が、かなり未知数だからです。
そういう曲を気軽に検索して聴けるっていうのは、結構なメリットだと思います。オルゴールやピアノセレクションなども豊富なので、部屋で何か邪魔にならない程度に掛けたいときにオススメです。使って損はないので、最新J-POP以外の音楽にも興味がある人は触ってみましょう。
●総評
Prime Musicを利用するために、Amazon Primeを登録する必要は感じません。
しかし、すでに登録しているなら使ってみましょう。流行り物のJ-POPしか聴かないし!って人には不要ですが、常に何かをかけていたい、聴いていたい人なんかには最適です。
非公式動画を見て「Youtubeで十分」とかホザいている人がいそうですが、無断転載の利用は業界衰退の流れをつくり、ゆくゆくは自分たちの首を絞めることになるんですよ。
便利なのは痛いほどよくわかりますが、あくまでモラル違反(アップロード者は犯罪)であることを忘れないようにしましょう。人にすすめたり、公式サービスと比較するのはもっての他です。
まあ、Prime Musicが作者へどのようにお金が落ちる仕組みなのかは知らないんですけどね。